「言葉の解像度」が仕事の質を変える/“できる”と“身についている”の切り分け【社長からの学び】

「言葉の解像度」が仕事の質を変える/“できる”と“身についている”の切り分け【社長からの学び】

株式会社プロフェッショナルエフェクト:採用・広報担当のオカダです。
ご訪問ありがとうございます🥰

さて、先日平山社長から、 “言葉の切り分け” について、お話がありました。

「それ、できますか?」「できます」という会話。
日常的にも、よくあるやり取りですね。でも実は、この「できます」、かなり曖昧。

今回は、その**【“できる” と “身についている” は全然違う」】**についてのお話です。
これは若手育成でも、採用でも、チーム作りでも、かなり本質的なテーマです。

▮「できる」と「身についている」の違い

両者の違いをシンプルに言うと、
「できる」 → 意識すればできる
「身についている」 → 無意識でも自然にできる

という違いです。
例えば、タッチタイピング。
手元を見ないように、意識しながらなら、なんとか打てる。
これは**“できる”**状態。

一方、意識しなくても「自然に指が動く」状態、それが “身についている” 状態です。

▮「議事録取れます」のズレ

仕事でも同じことが起こります。
例えば面接で、「議事録は取れますか?」と聞くと、多くの人は、
「やったことがあるので、できます」と答えます。

でも実際に現場へ入ると、議事録を取れていない。
「議事録、なんで取ってないの?」と尋ねると、
「指示がなかったので…」

…これ、能力が低いわけではありません。その人にとっての議事録が、
「言われた時にやる作業」として定義されているから。

つまり「言われなければしないこと」=「身についている」ではないのです。

▮「身についている人」は、全貌を定義できる

一方、“身についている”人は。
例えば「会議運営で大切なことは?」と聞かれると、

アジェンダ作成、ファシリテーション、議事録、ネクストアクション整理…

と、自然に挙げます。
つまり、「会議とは、こう進めるもの」という定義が自分の中にある。
だから議事録作成だって、指示されなくても自然と動ける。
これが “身についている” と言える状態です。

▮「できます」の意味は、人によって違う

ここも重要なポイント。同じ「できる・できない」でも、人によって意味が違います。

・拡大解釈タイプ
 「一度やったことがある」=「できます」

・慎重タイプ
「やったことはあるが、まだ無意識レベルではないので、できますとは言えない

どちらが良い悪いではなく、重要なのは、“どのレベルの「できる」なのか”を切り分けること。

ここで役立つのが、前回のテーマだった、
「定義」「例示」による「抽象化」「具体化」=ヒアリング力です。

▮スキルは「できる」だけでは弱い

最近は動画やSNSで、知識を得やすい時代。ゆえに、
「知っている」「見たことある」「やったことある」
だけでは、スキルの差別化がしづらくなっています。

だから、「言葉の切り分け」が重要になってくるんですね。

スキルとして本当に強いのは、「無意識でも再現できる」レベルまで落とし込めている人。
つまり “身についている人” です。

「やったことある」で終わらせず、
「自分は本当に身についているレベルだろうか?」と考えてみる。
これも、成長度に差がつく大切なことです。

▮若手ほど「定義」を持つと伸びやすい

もうひとつ大事なのが、「自分なりに仕事を定義する」こと。
例えば議事録なら、なぜ必要なのか何を残すべきか、誰のために書くのか、
ここまで理解できると、自然に、先回り・気配り・再現性が生まれ、
自分事」として、仕事を運ぶことができる。

これは、技術職でも、営業でも、事務でも、職種に限らず大切なことです。

▮まとめ:“言葉の解像度”が仕事の質を変える

仕事で重要なのは、“なんとなく”を減らしていくこと。
言葉を正しく切り分け、真意を明確に把握し、自分事にしていく。
この積み重ねで、仕事の精度も、チームの信頼関係も変わっていきます。

いかがでしたか?
「言葉の切り分け」の大切さ、少し感じていただけたでしょうか。

当社では、こんなふうに「言葉を丁寧に・大切に」する文化があります。
もう少し、踏み込んで話を聞いてみたいな。そんな風に感じてくださった方!
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